音楽を聞いていると繰り返しをしている部分がよくあります。
繰り返し部分をすべて楽譜で書くととても長くなってしまうので、コンパクトにまとめ、楽譜を分かりやすくするためにも繰り返し記号が使われます。
もっともよく見かけるのが、『カッコ』です。 カッコの中に1、2と書かれているので、繰り返しの順番がわかりやすいです。
ダルセーニョはD.Sと書かれた場所からセーニョマークがあるところに飛び、Fineもしくは、複縦線の上にフェルマータが書かれている部分まで演奏して曲を終了します。
ダ・カーポが曲の先頭に戻る記号だったのに対し、ダルセーニョはセーニョマークのところに戻るところが違います。
繰り返し記号で同じ小節が繰り返し演奏されている途中で、To Coda(トゥー・コーダ)記号が書かれている場合はCoda(コーダ)と書かれた場所まで飛ばします。
To CodaとCodaの間の小節は演奏しません。
Codaの書かれた小節の前が空いている譜面も存在しますが、つながっている楽譜と同じく繰り返し記号どおり演奏します。
譜面制作をする人はこれをコーダ切れと呼びますが、見やすさに配慮してこの記譜法がされることが多いです。
演奏順
A → B → C → D → E → F → A → B → C → G → H